Notion Formulas 2.0 – Notionの関数機能アップデート:style関数を使って文字や背景色の装飾が出来る様になりました #notion
アライアンス事業部 エンジニアグループ モダンデータスタック(MDS)チームのしんや です。
2023年09月08日未明、Notionの公式X(Twitter)で以下のアナウンスがありました。「Notion Fomulas 2.0」と題して、Notionの関数機能についての幾つかの嬉しいアップデートがまとめてなされたようです。
Introducing: Formulas 2.0 🦾
• Redesigned multi-line editor
• Syntax and error highlighting
• Colorful, rich data outputs
• Powerful new functions pic.twitter.com/sbrLZxT31F— Notion (@NotionHQ) September 7, 2023
当エントリでは、その中から「style関数を使って文字や背景色の装飾が出来る様になった」という点について実際に見ていこうと思います。
目次
関数の概要
今回のエントリで紹介するstyle関数は、関数で記載したコードの中で、テキストにスタイルと色を追加出来るというものです。有効な書式としては以下のものがラインナップされています。
- "b" (太字)
- "u" (下線)
- "c" (コード)
- "s" (取り消し線)
- 色の指定/有効な指定色の一覧は以下
- "gray"
- "brown"
- "orange"
- "yellow"
- "green"
- "blue"
- "purple"
- "pink"
- "red"
- 背景色の指定/有効な指定色の一覧は以下
- "gray_background"
- "brown_background"
- "orange_background"
- "yellow_background"
- "green_background"
- "blue_background"
- "purple_background"
- "pink_background"
- "red_background"
実践例
style()の使い方としては、第1引数に装飾対象となる文字列を、第2引数以降には装飾を行いたい指定を必要数分追記していく形となります。以前投稿したエントリで使った関数における、出力文字にスタイル指定をしてみました。2箇所に変更を施してみましたが、いずれもプレビューの時点で指定のスタイルが効いています。
実際の出力結果イメージ。表示内容にメリハリが効くようになりましたね!
まとめ
という訳でNotion Formulas2.0、Notion関数における新しいアップデートの中で「style関数を使って文字や背景色の装飾が出来る様になった」件についての紹介でした。従来文字色や背景色の指定が効かなかった部分が今回のアップデートで効くようになり、情報の表現力が増した形となりました。期限や条件を満たしたものに対してアラート的な要素を加えるといったことも出来るようになるかなとも思いましたので、皆様も使い所を見極めてどしどしテキストにスタイルを効かせてみてはいかがでしょうか。